なんでも「捨てられない」症候群

特に「紙」系にこだわるというかケチ臭いというか

*高校生のころからかな、紙を捨てなくなったのは。紙といっても映画やコンサートの半券、パンフレットとかキセルしたときの山手線の乗車券とか、そんな類のもの。なんせ場所をとらないものだから、机のサイドの引き出しに放り込んでいくうちにけっこうな量になってしまった。

*新聞の切り抜きもある。釣りの記事、中でも巨大なやつが上がったとか、幻の魚を求めて海外釣行をした記事に惹かれた。あとは「JAZZの歴史」みたいな連載記事も好きで切り抜いては引き出しにためこんだ。

*そのうちにデパートとかホテル、美術館等々で開催される「●●展」にも行くようになり、紙ごみはますます増加の一途。「このままじゃ大変なことになっちまう」との危惧からアルバムに貼り付けることにした。

*そのころはまだ、写真は厚紙に糊ではりつけるとか「コーナー」でとめるしかなかった。コーナーっていうのは、三角のシールに透明なパラフィン紙みたいなのが袋状になっているもの。四角い写真を厚紙の貼りたい部分に置く。その四角にシール状のコーナーを貼って、写真の角をつっこむ。四つの角をとめるから「コーナー」というわけなんだが、これが大変な代物だったことが、10年以上経ってからわかる。その辺はまた別の機会に。

*ちなみに「なんでも捨てられない」性癖はそれから半世紀たっても、まだ続いていて、ここまでくると「生きる」ことと同義といっても過言ではない。

*まだ2回目の投稿だが、一度写真を載せてみたいと思っていたので、そのころの「遺物」をアップしてみる。他のブログでサイズとか文字との位置関係とかで、散々失敗しているので、思ったように入ってくれるのか…。

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*うまく入ってくれたんだが、ちょっと大きすぎるんだな。この調節は次回からの課題だな。ちなみにコレ、17歳の時、はじめて「外タレ」のコンサートに行ったときのもの。あ、左上と右下のヨゴレは「コーナー」の無残な痕跡。