なんでも「捨てられない」症候群:2

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たまたまパティ・ペイジ公演の半券を出した行きがかり上、ついでにその時のパンフレット、死亡記事も。後者のほうはまだ掲載されて2~3年しか経っていない。

ま、「なんでも捨てられない」ものの中にこんなのもあって、半券から半世紀が経過しても「ゴミ」は増え続けているということです。

*余談ですが、世の中ヘンな人がたくさんいて、単に「捨てられない」とかのダラけた動機ではなくはるかに整然と、その道をシッカリ生活につなげている達人もいます。

*15年ほど前のこと。新しいパソコンが欲しいのに金がない。「なんか金になりそうなものはないんだろうか」とネットで探していたら「紙モノコレクター」なる人の書き込みがあった。野球の半券の収集家とのことだった。「これは…もしかして…」と思い連絡を取った。

*そのころ持っていたプロ野球の試合の半券は、自分で観戦したものや息子が観にいったもの等々で100枚を超えていたと思う。かなり面倒な作業だったけど年月日・球場・対戦チーム名をリストにしてメールで送った。(なんてったってパソコン購入費用が出来るかもしれないんだから必死です)

*な、なんとBINGO!約8万円になったんです。詳細は当たり前だがおぼえていない。

概算で言うと約80枚はゴミ。合計で数百円。ビンゴ半券はこれまたおぼろげだが、大洋ホエールズにアメリカから来た選手のデビュー試合とか、いちいち思い出すことも不可能ながら、そういったある種「記念試合」的なゲームの半券。ここまではおぼえている。

*記録・調査・整理といった地道な作業がまったくダメ。「パソコンが買える」で、あとのことはもう記憶のはるか彼方に。長所か短所か、はたまた才能か単なるグズか?それは愚問というもんでしょ。と半ば自己嫌悪半ば自己肯定を(ほとんど肯定だけど)繰り返しつつ、ゴミ集めはまだまだ続くのこころだ!