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YouTube、1に音楽、2に麻雀。3~4がなくて5にタモリ。

眠りにつくはずが逆効果に

ここ数年、週に3日くらいは就寝時にipodで音楽を聴くのが習慣になっていた。

レパートリーは様々だが(落語も入ってる)、横になって聴くのは大抵長いもの。

○○交響曲とか××コンチェルトみたいなのが多いかな。ほぼ1楽章くらいで完全に落ちている。

ところがこの数か月でそれが激変した。YouTubeのせいである。従来は(起きているとき)もっぱら麻雀の対局や「タモリクラブ」を視聴していたのだが、何気なくタップした音楽系に取り込まれてしまった。最初に見たのは沖仁と村治佳織の「タンゴ アン スカイ」。それがきっかけで、「あの曲はあるかな」「それじゃあこれはどうだ」と視聴しまくった。

散々見聴きして、最近では「定番」というか、いくつかの曲に落ち着いたわけだが、大変なのはそのあとだ。

寝るときにタブレット+ヘッドフォン…

ipodは目を閉じて聴けばOKだが、今度はそうはいかない。ピアニストの指の動きなんかも注目して、じっと凝視しながら聴いていると、いつのまにか3時間ぐらいが経過している。これはかなりヤバイ。ま、その後は疲れ果ててすぐ寝てしまうんだからいいようなものだけど。ただ、ヘッドフォンは眠るのには邪魔だな。目下興味の対象になっているのはアリス=紗良・オット、Valentina Lisitsa、パトリシア・コパチンスカヤ、ジュリア・フィッシャー、ユンディ・リといったところか。アナ・ヴィドヴィチもいい。あのギターになりたいなんて思ったりして。

創られてしまったものと創っているもの

鍵盤の上を踊るしなやかな指、鳴りやまない拍手、時には楽譜のアップや楽団の背後から指揮者越しに映る聴衆、演奏者の表情、指揮者とのアイ・コンタクト。そういったものが様々な角度から映し出される。リアルタイムにそれらをキャッチしている、目と耳で味わうライブ感は「なにかをしながら」では受け止めきれない。ハイフェッツのCDをipodで聴いても、大雑把に言うならそれは「もう創られてしまった音源」で、画像も伴っていないせいもあって、眠りを忘れさせるほどの吸引力はない。

まあ、正確に言えばコンサートの画像も、すでに創られてしまったものに入るのだろう。自分がその場にいて、ライブで聴いたものだけが「今、創っている音」に立ち会ったことになる…という意見も出るだろうが、そこまで望みは高くない。「このあたりで手を打っておこうか」的に考えないとね。

朝刊にユンディ・リ公演の広告が出ていたがまだまだ高すぎる。アリス・サラ・オットなんて、高いにもかかわらずすぐに売り切れてしまった。年に数回行けば満足できるんだったら問題ないが、こちとら週に5日くらいは聴きたい・見たい人だから。

というわけで、YouTubeのヨイショでした。